ひとつのプラットフォームで、工場のすべてがつながりました。
GENESIS64を活用し、工場の生産・品質・設備・環境をひとつに束ねたSuper Appsを構築しました。
導入の背景
某大手自動車メーカーの一次サプライヤー様では、複数の工場・工程にまたがる膨大な生産・設備・品質・環境データが各システムに分散しており、意思決定に必要な情報をリアルタイムで把握することが困難な状況でした。
トヨタ生産方式(TPS)の思想に基づき、「現場が自ら動ける」熱のあるデータの見せ方と仕組みを追求した結果、GENESISによる統合ポータルの構築に至りました。
導入概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入先 | 某大手自動車メーカー Tier1サプライヤー |
| 構築ツール | GENESIS64 |
| テーマ | トヨタ生産方式(TPS)の思想を追求した “熱のある見せ方”が現場を動かす |
導入事例ハイライト
01|ポータルサイト
工場で働くすべての人が毎日アクセスするトップ画面を作りました。
生産・品質・設備・環境など、必要な情報へワンクリックでたどり着ける「工場のホーム画面」として機能しています。
GENESISの柔軟な画面設計により、現場の導線に合わせたナビゲーションを実現しました。
02|デジタルツイン
工場ラインの3Dモデルとリアルカメラ映像を連動させ、設備の稼働状況・アラート・在庫状況・作業者の状態をリアルタイムで一元管理します。
停止時間TOP3・アラート回数TOP3の自動集計により、問題箇所の即時特定と対処が可能になりました。




03|生産モニター / OEE
OEE(設備総合効率)・時間稼働率・性能稼働率・良品率を複数工場・複数ラインで横断管理。
編成効率の分析やラインストップ内訳の把握により、ボトルネックの早期発見と改善を加速します。


その他の取り組み
上記のほかにも、現場のニーズに合わせてさまざまなアプリを構築しています。
【 X-R管理図 】
トルクレンチの締め付けデータや接着剤の塗布量など様々なデータをリアルタイム収集し、X-R管理図を自動生成。
異常の自動検知・不具合履歴・処置記録までをシステムで一元管理し、紙運用からの完全脱却と品質トレーサビリティの向上を実現しました。
【 入出荷管理 】
入出荷計画・実績・スケジュールをライン別にリアルタイム管理。
ライン別の出荷スケジュールを一元把握することで、納期遅延の防止と出荷業務の効率化を実現しています。
【 保全システム 】
故障件数・故障履歴・設備保全指数・兆候管理・整備計画を統合管理。
突発故障の早期検知と予防保全活動の強化により、設備の安定稼働と保全業務の効率化を実現しています。
【 あんどん 】
ライン稼働状況をリアルタイムで表示。
異常発生を即座に関係者へ伝え、現場の迅速な初動対応を支援します。
【 エネルギー管理 】
電力・太陽光発電・水使用量を工程別・工場別にリアルタイム表示。
現在の使用状況をひと目で把握でき、省エネ意識の向上に貢献しています。
【 温湿度管理 】
工場内の温度・湿度・WBGTを工程別・エリア別にリアルタイム表示。
熱中症リスクや作業環境の変化を現場・管理者が即座に把握できます。
【 ESGダッシュボード 】
Environment・Social・Governanceの取り組みと進捗状況を一画面で表示。
エネルギー削減目標の達成状況やGHG排出量の推移を全社でリアルタイム共有できます。